14.11.19

CBD(大麻から抽出された成分カンナビジオール)製品形態についてのいくつかの疑問



前回は日本と欧州のサプリや健康食品などについてのお話でしたが、さっそく昨日、ほぼ毎月購入しているサイトから、いくつかのサプリを注文した。

そして今日、学術論文を斜め読みしているうちに発見したのがコレ。カンナビジオール製品だ。

麻種(カンナビス・サティバ・L)の成分の一つであり、カンナビジオール(CBD)と云う。 大麻取締法で販売・所持が禁止されていない成分である。つまり合法という事だ。

ついでに言うと、大麻取締法では、大麻の所持、無免許栽培などは禁止されているが、使用については禁止されていないという。・・・という事は、所持しないで使用すればいいのである。(どうやって??( ´艸`))

カンナビス ・・・かむなび ・・・多くの人は気づいているだろう。日本の古語で『かむなび』なんと神々しい呼び名であることか!

・・・とまあ、それは置いといて・・・

CBDという成分は、大麻の種や茎から抽出されている、という事だ。(実際のところはしらないが・・・)

一方、酩酊感もあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、雌株の大麻草の実受粉の花穂に主に含まれているもの。葉にも含まれているらしいが、それを利用すると云うのは聞いた事がない。(抽出して利用されてはいるかもしれないが)

・・・今日CBD製品についてネットでささっと見た限りでは、いくつか疑問に思う事があった。

まずは、一番人気らしいリキッドとして吸引するタイプのモノについて、吸うと『CBD感がある』とする文句が良く出てくる、という事だ。
酩酊感がないはずのCBDを吸って、キックを感じるというのは、これ如何に?

リキッドタイプの方が吸収率がオイルよりずっと上である、という文句もある。
製法として、成分を壊さないためにコールドプレスやその他、熱をなるべく加えない製法で作られていたりする。壊れやすい成分というのがどれなのか気になる。というか、それは、もちろん、CBDのことではないのだろうか?
それなのに、なぜ、吸引の方が体に入って行く率が高まるのだろうか?

・・・と言った事柄が、私にとっては、全くもって神秘なのである。

もう一つ、フルスペクトラム、という単語。
もしそれがフルならば、多少THCが入ってしまうのではないかというミステリーである。(私はミステリーなことが大好きであるが。)
茎や種子には一切、全く、0.00001パーセントもTHCが入っていないとは考え難い。それとも、大麻取締法では、何パーセント以下は対象にならない、と云う但し書きでもあるのだろうか?それはあり得そうな話だが...。

・・・と言ったような事柄にアタマを悩まされながら、今日は、CBD製品の謳い文句などを読んでいたのだった。


・・・そしていま、考えていることは、試してみるならば99%の純CBDクリスタルにしようか、それとも『所謂フルスペクトラム』のオイルにしようか?という事である。


大麻そのものが、本当の意味でのフルスペクトラムとして、健康に良いという事いくつもの研究で証明されていることなので、まあ、現在日本で、合法という事でもてはやされているところのCBDも、それら長年の研究成果に基づいて何かしら健康に良い作用を齎すであろう事を疑うものではない


しかし!本当の意味でのフルスペクトラム、要はそのブツそのもの全体を分かっているかどうか怪しい日本の製品はまだ買わないだろうと思う
木を見て森を見ず、さらに動物や人工物を見ない、というのは碌な結果にならないと思うからだ。

そして、お遊びの様な、ヴェイパーも、少なくとも自分では、まだ、手を出すつもりはない。

日本でも、全体を合法にしてしまえば、研究も増え、製品だって大麻世界トップレベルの地位をあっという間に獲得するであろう事は想像に難くない。

そして、雇用も爆増する事は目に見えている。しかも働く人達も、幸せに働けることだろう。将来の希望が見える。

それだけに、今の日本のカンナビス情勢は、なんだか残念。ちょっと怪しい健康食品の域を出ていないように見えるからだ。

では皆さん、happy smoke.



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