5.3.20

明治ハイカラの生き残り菓子パン【シベリア】試食!

私はいつもネット上の下らない話題を綱渡りしながらぶらついているのですが,去年か一昨年辺りから気になっていた食べ物がありました。それが上の写真の【シベリア】です。

とうとう購入しました。
実は,ずっと気にはなっていたのですが,私はもともとパンが嫌いなので,購入まではいかなかったのです。といっても,最近,自分が毛嫌いしていたパンというのは,日本のパンだったという事がわかりました。自分自身の事はなかなかわからないものです。欧州に10年以上住んでいながら,日本でのパン嫌いをそのまま続けて,殆どあちらのおいしいパンを口にすることがなかった程に憎んでいた,特徴的な日本のパンを二度と味わいたくない,そういう深層心理が,私をして,シベリアにNOといわしめ続けたのであろう。

しかし私は自らを規定して縛り付けるものでは決してない。自ら望んで意固地になっているのではなく,全てに手が回らぬこともあるというだけだ。試さずして結果を知ることもないのだから,試してみようじゃないか。何時までも遠くから眺めているわけにもいかないだろう...。

と言う訳で,食べてみましたシベーリア。



...,手に取るべきものを間違えてしまったようだ。

これはカタチだけのシベーリアに違いない。

私の想像というか,創造とは全く違うものであった。

私はほかの人のレビューを見てからどのシベリアを手に取るか決めるべきであった。

今回の試みは,私のパン嫌い病には完全に逆効果であった。

パンを嫌った日の味覚感覚がよみがえる。


「…なぜこんなにフワフワ過ぎるんだっ(エアリーすぎて味がぼやけるこの食感)!」

「こんなのシベリアじゃないっ(食べたのはじめてなのに)!」

...せっかく最近丁度パン全般が気になりかけていた時だというのに,何という選択の過ち!

自分でパンを作る用意さえしていた矢先にこの大失敗。

ああ,矢張り日本のパンはダメだ...というか,シベリアってパンなのか??


自分の予想では,パンというかカステラ部分は,もっと身の詰まった重めの生地であるはずだったのに!(脳内で勝手に違うものを製造しただけです)


第一印象は「美味しそうであり,と同時に,味気無さそうな」いつの時代のハイカラか謎の存在。とてもユニークなものでした。(過去形)


きっとどこかに美味しいシベリアがある!と信じたい。(未来における願望成就への期待)


という事で,これからシベリア決死隊となって探索してきます(ひとり検索隊です)!


では,究極のシベリアを探しに行ってきます(外出はしませんが)!


ではまた('◇')ゞ



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